☆桃熊の不器用子育て☆ -20ページ目

いろんな意味でイタイ出産(前編)

救急車に揺られること1時間。

 NICUのある都立病院に到着。

 

担当の医師より今後の説明を受けた。

前の病院と違って、説明が分かりやすい美人女医だった。

 なんとなくホッとした。

 

 

 しばらくして、医師がモニターをチェックした。

すると、

 

 赤ちゃんが苦しそうだわ。

すぐ出しましょう!

 

ということで、手術室へ・・・

 

 

 

 またもや麻酔の痛ぁ~い針を刺されるのかと思うと気が重い。

しかし、今回はあまり痛くなかった♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪ランラン

おまけにすぐ麻酔が効いてきた。

 

 

 

 

 これが、イタイ出産の幕開けだった・・・ (*´ο`*)=3 はふぅん

 

 

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母体搬送

突然の破水。

 いつこうなるか分からない状態であった為、覚悟していたつもりだった。

 しかし、いざ本当に破水となると、

 このあと、どうなるの?

なんて不安になるものだ。

 転院の用意ができるまでの間、旦那と話をしていたのだが、

ありえない事を看護士に言われた。

旦那さんは、救急車に乗れませんから!!

あとから、自分で追いかけてください!

d( ̄  ̄) イイコト?

 救急車には、隊員以外に2人しか乗れない。

担当医師と、看護士が乗るから、旦那は乗れないとの事。

あまりに驚いたので、私も旦那も絶句!

旦那は、私のすぐ横に居るにもかかわらず、一緒に救急車に乗れないとは、どういうことよ!!(激怒)

 どう考えてもおかしい(`Д´) ムキー!

 旦那曰く、どうやら搬送先の病院名しか、その場で知らされなかったらしい。

だから、

 住所が分からなければ、行けないじゃないか!

と指摘したようだ。

当然である。

 住所を調べつつも、おかしいと思ったのか、結局一緒に救急車に乗ることに・・・

最初からそうしろよ!

 と思いながら、転院。

 今にして思えば、担当医が

 ぴっかぴっかの一年生~♪

ったので、ほかの人を一緒に付けたかったのかしら・・・

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子供からのサイン?

ちょうど一年前の4月17日のこと。

その日は、夜中もよく眠れず何度も起きた。

私がいた病室は、前述のとおり常に暑い。しかし、暑さが原因で起きたわけではなかった・・・

心の中にどんよりとした何かが引っかかっていた。

 午前の診察の時間になった。 内診室へ移動しての診察なのだが、ベッドから降りるのが、とても不安で抵抗があった。 ( -。-) =3

 かといって、嫌だと言ってる場合でないので、言われるまま診察を受けた。

 依然として、なんとなく嫌~な予感は続いている。 目を閉じて、ウトウトとしていると、昼食の時間に・・・

あれ?何だか涼しい・・・

エアコンついてる!!

 「ようやく安眠できるわ」なんて思った矢先、不安だったことが現実に・・・

冷蔵庫にある水を取ろうとしたとたん、下半身に違和感を覚えた。

 ぎゃぁ~~~~~!!

あっという間にシーツが濡れていくのが分かった。

調べてもらったら、やはり

破水している!!

27週0日だったので、母体搬送となった。

 以前、医師より話があった時の 五分五分 と言う言葉が頭をよぎり、パニックに・・・

 その日は偶然にも土曜日で、旦那は自宅にいた。その為、すぐに病院にきた。おかげで気持ちが楽になった。

 待つこと2時間余り。搬送先の病院も決まり、救急車に乗ることとなった。

今にして思えば、 嫌~な予感 ってのは、子供からのサインだったのかも・・・

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入院生活の不満 (生活編)


入院生活は、とてもツライ日々だった。

子宮頸管無力症であるが故、絶対安静である。
ということは、当然ベッドから降りることが許されないのだ。(w_-; ウゥ・・


汚い話、う○ちはベッドの上でオマルだ。
 (おしっこは、チューブを伝って袋に溜まる仕組みであるが、透明の袋なので恥ずかしい)


大部屋なのにぃ~~

ただ、一日に食べる量が少なかった為、
便意をもよおす事はほとんど無かった。(;^_^A アセアセ・・・


このころは、既にツワリ治まっていた。
本来なら何でも食べられていたのだが・・・

じゃあ、なぜ食べる量が少なかったのか。
その理由は、


病院の食事が異常にマズイ!!

この一言に尽きる。


マズイ原因は、肉や魚が生臭い!
おまけに、半生なのだ・・・(`m´#) コロスキカヨ


それに加えて、ご飯の硬さが毎回違うのだ。
おかゆに近かったり、硬すぎたり・・・


まぁ、寝てばかりの生活なので空腹になることは少なくて助かった。


ある日、ほとんど食事していない私を見た旦那は、

食べなきゃダメじゃん!

てなことを言った。


私は当然、

冗談じゃない!
じゃあ、このマズイ食事を食ってみろ!!

( ̄‥ ̄)=3 フン

マジギレしてやった。

そうまで言うのなら・・・と旦那は病院食にチャレンジ(?)
そして、魚のお椀の蓋を開けた瞬間、

くっさぁ~~

と言わんばかりに、そのまま蓋を閉じた。


この件があってからと言うもの、
これまで以上に差し入れを持って来た。

数々ある差し入れの中で、一番嬉しかったのは


アイスクリーム

だった。

同室のほかの妊婦さんも、旦那の差し入れを食べてたヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタネ


向かいの人は、病院食を、全く食べずカップヌードルを食べてた・・・

食事がマズイのは、かなりキビシイのだが、
それと同じくらいキビシイのは、
病室が異常に暑い!


看護士さん、面会者は必ず”暑い”と言う。


切迫で入院している妊婦であるゆえ、

ウテメリン

のせいで、寝ていても心臓バクバクして暑いのにぃ~(  ̄д ̄;)ノ マイッタ


昼間は太陽が照り付けまさに地獄!だ。

患者の体力を奪ってど~する!!(激怒)


こんなことを考えていたら、イライラして悪循環であることに気づいた。
そこで、CDウォークマンでイマージュを聴きながら、心をにすることにした。

アーティスト: オムニバス, カール・ジェンキンズ, 葉加瀬太郎, ヨーヨー・マ, ジョージ・カランドレリ, 盤古2001, 山田英司, 周志華, 加古隆, 羽毛田丈史
タイトル: イマージュ


旦那には、
お前は、坊さんか!
悟りの境地?
と言われた。


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入院生活の不満 (医師編)

2004年3月末、手術した。

しかし、手術から数日して、4月に・・・

3月・4月といえば、年度変わりである。この時期、人事異動が多いのは、一般的な話。

ご多分に漏れず、私の担当医が移動により変わることになった。

4月1日、新しい医師が挨拶に来た。

顔を見た瞬間、私は目を丸くした。

若っ!! 

w(゚o゚)w オオー!

どう見ても、私より年下。

ぴっかぴっかの一年生~ ♪ てな空気が・・・

手術自体も、前の先生の経験値を上げるため・・・っぽく思える緊急手術だったのだが。

 不安を覚えながら、患部の消毒。

不安的中!

 痛いっ!!

とにかく痛い!

 看護士は、力抜いてぇ~ なんて他人事だと思って・・・

 回診から1時間ほど痛みが続いた。

ちなみに、同室の人もみんな痛くて文句ブーブー

怒怒怒 (`´)怒怒怒

新しく来た医師はもう1人いたのだが、こっちも痛い!!

 こんなに痛かったら、刺激で赤ちゃん生まれちゃいそう!! なんて思っていた。

数日間、必死に我慢していたが、耐え切れなくなり文句を言ったのはいうまでもない・・・  

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手術 (後編)

手術中のBGMは、どうせならリクエストさせて欲しい・・・ 


もともと、私の職場も常にいろいろな曲が流れてうるさいところだ。
だから、静かな曲が聴きたいのだが。

2004年3月当時、流行していた曲だった。
聞き飽きていた為、ボーっとしていた。



聞くところによると、趣味の悪いBGMは常識らしい(;^_^A アセアセ・・・


参考URL:ちーたろさんの育児日記



中盤までは、4人の医師がテキパキ動いていたので、すぐ終わるだろうと思った。
しか~し、そんなに甘くはなかった・・・( ̄□ ̄;)!!


医師の動きが止まった・・・

(; ̄Д ̄)なんじゃと?


そういえばさっき、何かが床に落ちる音がしたしぃ・・・


何だ?
何だ~?
何だ~~?


何か、必要な道具か薬品が足りないのか??
そんなカンジだった。


当然手術はストップした。
医師たちは、座って話しをしたりしている。



休憩かよ!! 
きーーーーーっヾ(*`Д´*)ノ"彡☆



体勢が苦しくて、息をするのがツライのにぃ・・・ 

どれくらい待たされたのだろう・・・
1時間?
苦しいと思っていたから、時間が長く感じただけで、30分くらいかな?



ようやく再開された。

最初は引っ張られる感じだったのが、
今度は、内臓を押し込まれるというか、
大量の詰め物をされたようなカンジが・・・



だんだん暑くなって、汗が流れるし、
疲労はピーク・・・


まだかよ!!


って叫ぼうとしたその時、ようやく終了!!


手術室の前で、待っていた旦那と母の顔を見たらホッとした。



病室に戻り、時間を確かめると、夜の9時だった。
ってことは、
3時間!!
そりゃ疲れるわ・・・

こうして一日が終わった。



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手術 (前編)

手術当日、朝一の新幹線で母がやってきた。


私以上に、緊張しているようだ。\(-O-;) ッテナンデヤネン

他愛も無い話をし、いよいよ手術室へ・・・



まずは、局部麻酔。
これがまたイタイのなんの。イタイッテェ σ(TεT;)


感覚を確かめながら、麻酔をかけていくようだ。
本来なら、完全に麻痺する量を打ったようだが、
イマイチ効いてなかった。


感覚はメチャクチャありますけど・・・ 
(;´Д`A ```



ということで、また背骨に針を刺されることに・・・

今度は、ようやく効果があらわれたようだ。



いよいよ手術台へ・・・

強制M字開脚状態の手術台に乗った。
ただ、お尻のほうが高くなっている為、非常に苦しい体勢。 


手術が始まった。


麻酔が効いているので痛みは無いのだが、
なんか苦しい・・・


腰が頭より上になるだけでも、もちろん苦しい。
しかし、それにも増して下腹部が苦しい。



内臓が下から突き上げられてるというか、
おなかの中に風船を入れて、膨らませているカンジ(;´Д`A ```


中途半端に意識があるだけにツライ・・・


手術室の隅に置いてあるラジカセから流れる音楽に
不満を持ちながら、手術はまだまだ続く・・・


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緊急入院

診察室から車椅子にて病棟へ・・・

入院するにあたり、レントゲン等いろいろな検査を受けた。
そして、ウテメリンも投与された。

もともと血管が出にくいタイプなので、点滴は嫌いだ。



1回で入るといいなぁ・・・
(せめて3回以内にしてぇ~ オ( ̄人 ̄)ネ(-人-)ガ(*_ _)人イ )←こころの叫び


というのも、昔事故で入院したことがある。
そのときも常時点滴をしていたのだが、
針を替える度に、3~5回刺し直しをされた。

ひどいときは20回程、血管を探りながら刺したり抜いたり・・・ 

きーーーーーっヾ(*`Д´*)ノ"彡☆

こんなことが頭をよぎった・・・



このときは運良く2回で針が入った。

☆;:*:;☆;:*:;☆“Congratulations”☆;:*:;☆;:*:;☆

喜んだのも束の間。

今度はウテメリンで、
動悸が激しく、体が熱くてたまらなくなった。



しばらくして、主治医がやって来た。


診察の結果は、

子宮頸管無力症

とのこと。

何それぇ~~?

詳しい説明受けたが、頭に入らない。

とにかく、

①子宮口が開きかけている為、胎胞が出かかってる
②子供がかなり危険な状態である
③手術が必要である


ということは、理解できた。


そして手術についての説明があった。

手術はマクドナルド法にて行うらしい。
良く分からないが、とにかく子宮口をテープで縛って閉じるようだ。


気になるリスクは・・・


五分五分です!

と言われる。

このとき既に22週目だった。
通常なら、14~16週にやる手術らしい。
出かかっている子供を押し込む為、破水の危険性が否めないようだ。

万が一破水した場合、即転院です!
と言い渡される。

手術中はもちろんだが、術後に感染症で破水しても同じである。




五分五分だなんて言われて、正直落ち込んだ。{/kaeru_shock1/}
顔には出さないが、旦那もかなり落ち込んでいたようだ。{/hiyo_oro/}



悩んでも解決にならないので、
手術に賭けることにした。(;-_-) =3 フゥ



そして、とんとん拍子に話が進み、
4日後手術することに・・・


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無理した結果・・・

2003年の七夕、入籍した。

土日休みの旦那と、平日休みの私。
休みが合うこともないため、挙式なんて頭になかった。

しかし、私の母親(結構見栄っ張り)が、
頑として許さなかった。

のらりくらりと、先延ばしにしていたら妊娠
こうなったら、私の母親は黙っていなかった。


すぐに挙式しろ!  (=`(∞)´=) ブーブー!!


私も旦那も、おまけに私の父も

出産してからでいいよ   OK!!( ̄▽ ̄)δ⌒☆

なんて思っていたのだが。
(ちなみに旦那の親は、挙式はお金かかるから無理してしなくても派です)


今後、面倒なことにならないように、
とりあえず見栄に付き合うことに・・・


2004年3月14日、東京で挙式。(旦那の地元)
一週間後の3月21日、岐阜で披露宴。(私の地元)


この強硬な移動は、やはり妊婦にはキビシイものだ。 (*´ο`*)=3 はふぅん


翌日は自宅で休んだが、翌々日は通常に出勤した。

疲労もピークだった為、体調を崩した ┌┤´д`├┐ ふぅ・・・

変な予感がして、病院に直行。
診察が終わり、医師が一言。



今日は帰れませんから!!
このまま入院です。



何ですと~~??

久しぶりに二人揃って休みで、デートする予定だったのに・・・ 
てか、明日も仕事だしさぁ。


私 : 
とりあえず着替えを取りに帰りたいんですが・・・・

医師:
無理です。
赤ちゃんの袋が出かかってるので危険なんです!


看護士:
じゃ、これ(車椅子)に乗って~


何だか、訳分からないまま病室に拉致された。 ヽ(  ̄д ̄;)ノ オテアゲー!

このときから、辛い入院生活が始まった・・・ 


ヤバイでしょ・・・

戌の日に地元で祈祷してもらい、
翌日自宅に戻るときのこと。

昼過ぎの新幹線に乗り、インターネットしながら東京に向かっていた。


乗車してから一時間余り経ち、
静岡駅を過ぎ新富士駅にさしかかるあたりで最悪なことに・・・


PCを片付け、景色を見ようと何気なく外を見た。
すると・・・

げ、減速してるぅ~~~!



きーーーーーっヾ(*`Д´*)ノ"彡☆


あ、停まった・・・


こうなったら、どうしようもない・・・
ヽ(  ̄д ̄;)ノ オテアゲー


しかも、新富士駅で停まったのだが、追い越す方の線路だから、
降りることもできず・・・(*/□\*)うわぁ~ん  


PCを再度起動し、JRの運行状況を見ることにした。



「・・・」

トラブルが起きたばかりで、情報が出てなかった( ̄‥ ̄)=3 フン


車内が「どーしたんだ?」という空気になった頃、
車掌のアナウンスが流れた。


只今、藤沢(だったと思う)で、高架脇の火災のため・・・・・


えぇ・・・??
じゃあ、いつ動くのだ?
てなことを考えていると、


復旧のメドは立ってません!!


はぁ~~~?
↑魔邪コング風にね(青木さやかでも可)



降りることもできず、いつ東京に着くか分からないだなんて・・・
しかも、このままじゃ東京でラッシュに遭うじゃん
(*/□\*)うわぁ~ん


憂鬱だが、どうしようもないので、
半ば投げやりな気持ちで寝ようとした。

すると、突然




あいたたた・・・・



下腹部に激しい痛みが・・・∑(; ̄□ ̄A



あまりの痛さに、変な汗が出てきた。

これ、ヤバイんちゃう?

と思いつつも、

ここで降りても、その後困るやん・・・

とも考えていた。



停車すること一時間、ようやく動き出した。

当然、東京駅までの所要時間を考えて、速攻旦那に連絡した。


早く東京駅に迎えに来て!


一時間後、ようやく東京に着いた。
旦那の顔を見た瞬間、涙が・・・

とにかく無事に自宅へ戻れて、ホッとした。

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