初新幹線帰省
11月中旬、旦那の曾祖母が亡くなった。
息子が退院して2週間程しか経ってないため、葬儀は遠慮させてもらった。
(行って線香をあげたかったのだが・・・)
葬儀前後の1週間ほど旦那は実家に行き、
私は息子と留守番をしていた。
息子は、(前述のとおり)泣くと息が上手にできない為、
私は息つくヒマもなく気が変になりそう
(*´ο`*)=3 はふぅんだった。
気持ちに余裕が無くなると、
余計に泣きじゃくるしぃ~(ノ◇≦。) ビェーン!!
疲れきったので、私の両親に 初孫お披露目 ということで、帰省することに・・・
新幹線は、比較的空いているグリーン車にした。
やっぱ、グリーンは落ち着くわぁ
なんて思ったのも束の間。
東京を出て、一時間余りたったとき、
(ノ◇≦。) ビェーン!!
空腹なのか?とミルクを飲ませても、
落ち着かないようで、あまり飲まない ( -.-) =зフウー
仕方なく、デッキで、残りの一時間をすごした・・・
せっかくグリーン車の席取ったのにぃ・・・
こっちも泣きたいキモチΣ( ̄Д ̄;)になりつつ、
浜名湖を眺めていた。
ちなみに本日4月17日、息子は満1歳になりました。
ばぁちゃん孝行
暑い夏が過ぎ、秋になった。
息子は、順調に成長していき、退院は
10月末 ということになった。
私たちは、息子を迎える準備をはじめた。
ちょうどその頃、新たな問題が・・・
旦那の祖母が、体調を崩した
( ̄Д ̄;) ガーン
もともと、透析しなければいけない体なので、
気温の急激な変化などが、原因なのだろう。
出産直後、面会に来てくれたのだが、
当時はNICUにいたため、モニターに映る息子を見ただけだった。
だから旦那も私も、 抱っこしてもらいたい と思っていた。
どうにか、曾ばあちゃんの体力が残っているうちに息子は退院できた。
息子が家での生活に慣れてきた頃、
大慌てで、曾ばぁちゃんの病院へ・・・
透析もできないくらい、衰弱していたのだが、
すごく喜んでくれた。
最初で最後の抱っこ・・・
だったが、どうにか役目を果たせた気がする。
数日後、静かに息を引き取られました。
退院前の夜間保育は、意外な結果・・・
昨年秋、退院のメドがついた。
嬉しい反面、不安も・・・
何しろ、
泣き出すと、うまく呼吸ができなくなるのだ。
それも、一日1~2回 (;^_^A アセアセ・・・
大体、夜11時頃と、朝6~7時頃によくなるらしい。
私たちが寝ている間に、泣いて息ができなくなったら・・・
声も出せなくなるから、気づくのが遅れるわけで。
それが一番心配だった。
その旨、担当の医師や看護士に伝えた結果、
夜間保育
をすることとなった。
夜9時~朝8時位まで、息子と二人きりで過ごした。
夜間保育中は、妊娠中いつも聞いてた音楽を流していた。
緊張して、一晩中眠れなかった。
一方、心配だった息子は・・・
爆睡!!
しかも、ほとんど泣くこともなく( ̄Д ̄;;
二人きりで子供も安心したのかな?
夜間は看護士さんも忙しくて手が回らないようだし。
これなら、退院しても大丈夫かな?と自信がついた。
2004年7月7日
2004年7月7日は、私たちの
初めての結婚記念日
である。
この日、かわいい息子から最高のプレゼントをもらった。
それは、
NICUからGCUへ移床♪
である。
同時に保育器を卒業した。
それによって、抱っこが自由に出来るようになった。
(とはいえ、パルスオキシメーターのケーブルが邪魔なのですが・・・)
息子の退院へ長い道のりの第一歩が、この日だったのは、とても嬉しい☆
ちなみに、妊娠中の緊急入院の時も、破水した時も、
旦那がすぐ駆けつけられる休みの日を狙ったかのようだった。
おかげで精神的にも救われてきた。
うちの“ともタン”は、孝行息子だ・・・
なんて思う今日この頃ハハハ♪ (*’▽’)
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命名
出生届の提出は14日間しか時間がない。
そこで問題なのは、
命名
である。
名前は一生モノである。
だから、責任重大でもあり、楽しい仕事だ。
出産し、退院するまでは、夫婦それぞれ候補を書き出し、
面会時間に少し話をするくらいだ。
だから、ゆっくり話し合うというところまではいかなかった。
ましてや、
予定日より3ヶ月早く生まれてきたため、
なにも考えていなかった。
けんこうで幸せに暮らしてほしい♪
そう思うのが親心。
そりゃあ、必死で考えたよ。
退院してから、4日しか猶予がないわけで・・・
毎日時間が許す限り、
複数の姓名判断のサイトを見て、
話し合っていた。
結局、提出期限の前日は徹夜で
ようやく決定!
みなさんは、どうやって命名を決定したのかなぁ?
そんなことがちょっと気になる・・・
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欲張りだねぇ・・・
誕生から1週間後から、母乳を飲めるようになった。
飲むというより、管で直接お腹に入れるのだが・・・
1日1ccを5回から始まり、少しづつ増えていった。
それに伴って、体重も増えて見る見る大きく大きくなるのが分かる。
しかし、あらたなる課題が・・・
未熟児網膜症 である。
眼科の医師に呼ばれ、病気の内容や、治療の方針を説明される。
聞けば聞くほど、凹む内容である。
万が一目が見えなくなったら?
すごく悩んだ。
旦那とも、いろいろ話し合いもしてきた。
しばらくたって、赤ちゃんらしく泣けるようになってからも、大変である。
今度は、泣くと
チアノーゼ
で、ハラハラしていた。
泣くと、上手に息が出来なくて、見る見るうちに顔が黒くなっていくのだ・・・
いやぁ~!
死んじゃう
って、ここは病院なのにねぇ・・・ヽ(´o`; オイオイ
いろいろ悩みは尽きない。
旦那からの助言で、考え方を変えることができた。
妊娠中、助かる確率は五分五分だって言われじゃん?
そう思えば、生きてるだけでありがたいよ
.:♪*:・'(*⌒―⌒*))) スペシャルスマイル
そうだった。
生きているだけで、幸せなんだ。
私は欲張り過ぎていたことに気づいた。
子供は以前、危機的状況にあったことをすっかり忘れて、後ろ向きの考えをしてたことが、恥ずかしく思う(;^_^A アセアセ・・・
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ぶっちゃけ・・・
今月1歳の誕生日を迎え、
元気に動き回ることができる今だから言えること・・・
2004年4月ドタバタのうちに息子は生まれた。
748グラム である。
最初に見たときは、とても感動した。
しかし、毎日会うにしたがって思うこと。
それは、
人というより、犬の子?
それもなんか違う・・・
よ~く考えよ~♪
寝ていると言うよりも、横たわっている状態。
皺くちゃの顔、毛深い背中・・・
犬の子よりも、サル?ていうか、ガッツ石松?
こんなことも考えたこともあった。
ちなみに、妊娠中の超音波写真を見て旦那が一言。
エイリアン・・・
ちぃさなちぃさな体に、点滴やたくさんのセンサーを付けられ、
機械で呼吸をしている息子が、かわいそうだ。
血管が透けて見える皮膚がとても痛々しい。
私のお腹の中は苦しかったのかな?
ちゃんと産んであげられなくてゴメンネ・・・
神などを信じるタイプではないのだが、すがりたい気持ちになることもあった。
おっぱいマッサージ
出産から丸一日たった。
昼間は息子に対面し、
親になったんだぁ・・・
なんてシミジミ感じつつ、今後の生活などを考えていた。
そんな時、看護士がやって来た。
おっぱいでてます?
あ、そうか。出産したら出てくるのよねぇ~( ̄Д ̄;;
出てません! ( ̄Д ̄;) ガーン
なにせ、忘れてるくらいなので、出てくる気配もない訳で・・・
マッサージしますね♪
と言われ、ツマムと言うよりツネルようなマッサージをされた。
すると、
ぴゅ~~
っと出てきたではないか(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-
なんか不思議な感じだ。
面白い
なんて思ってチャレンジしたのだが、
慣れない手つきで搾乳しても、うまくいかないものねぇ・・・
初対面☆
麻酔から覚めると、やはりイタイ。
寝返りをうつたびに目が覚めるので、常に眠くてダル~イ状態である。
これまで1ヶ月間、寝たきりの生活もあり、足も動かない。
ふと気付けば、午後の面会時間になっていた。
やっと会えるぅ~~♪
ルンルンで車椅子にのり、NICUへ・・・
自分の子供を見た瞬間、
涙が止まらなくなった
"(/へ\*)"))ウゥ、ヒック
すごく嬉しいし、この子の生命力に感動するばかりです。
(小田和正の”言葉にできない”のメロディー♪が・・・)
いろんな意味でイタイ出産(後編)
出産はすごいイタイらしい。
結局、27週0日で出産してしまった。
お腹も大きくなりきらなかったし、陣痛も経験できず・・・
ヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタネ
意識はあるが体の感覚が全くないうちに子供は生まれたみたいだ。
これじゃあ、
盲腸の手術ですかぁ~?
てな感じである。
子供が出てきた瞬間の実感はなかったが、
保育器が手術室を出て行くのが見えた。
子供の顔見せてぇ~~
と思っても言えず・・・"(/へ\*)"))ウゥ、ヒック
男かな?それとも女?
なんて想像していたのだが、このあとがイタイ出産の本番だったのだ・・・ あと縫うだけで、終わりですよぉ~ と言われ、気持ちが少し落ち着いた。 しかし、ホッとしたのもつかの間。 お腹が異常に引っ張られる感覚が気になりだした。 切ったお腹を縫うのだから、多少は引っ張られるのも仕方ないと、我慢していたのだが、痛みはどんどん増してきた。 とうとう我慢も限界に達した・・・・ 痛いっ!! 凸(`Д´メ)
思わず、先生の手をぎゅ~~~と掴んでしまった。
それも骨折するんちゃう?って位にね。
内臓が引っ張られるのも、カナリツライのだが、
どうもそれだけが原因では無さそうな気がする。
麻酔切れたんちゃう?
。・°°・(>_<)・°°・。 ウエーン
それほどイタイのだ。
先生、縫合も大変だと思うのだが、こっちも痛いので、
めっちゃイタイんですけど!!
と、半ギレで言ってしまった。
恥ずかしながら、自分でも相当うるさかった(/ω\) ハジュカシー
とうとう、口にマスクを当てられ・・・ ゆっくり呼吸して!
気を失う感覚を初めて体験した。
視界がぐるぐる回るのだ。
うまく表現できないのだけれど、敢えて言うなら・・・
渦を巻いて排水溝に流れる水に飲み込まれる! そんな感じ。
眠りに落ちながらも、いろいろ考え事をしていた。
(何を考えていたのかは忘れてしまったケド)
ようやく病室に戻った時にはすでに夜中。旦那の顔を見て安心した。
ずっと待っていた旦那は相当疲れたのだろうが、すごく嬉しかった。
結婚してよかった と思う瞬間だったかな。
結局、出産というより盲腸の手術かの様だったのが、
一番イタイ・・・・